カテゴリ: Python 更新日: 2026/02/05

Pythonの例外処理(try-except)を完全解説!初心者でもわかるエラー対策の基本

Pythonの例外処理(try-except)の基本と書き方を解説
Pythonの例外処理(try-except)の基本と書き方を解説

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Pythonを動かしたら、英語のエラーメッセージがたくさん出て止まってしまいました。これは何ですか?」

先生

「それはPythonの例外と呼ばれる仕組みです。プログラムが困ってしまったときに出す合図のようなものですね。」

生徒

「エラーが出ると怖いのですが、止まらないようにできますか?」

先生

「できますよ。Pythonにはtry-exceptという例外処理が用意されています。これを使えば、エラーが起きても落ち着いて対応できます。」

1. Pythonの例外処理とは?

1. Pythonの例外処理とは?
1. Pythonの例外処理とは?

Pythonの例外処理とは、プログラムの実行中に予期しないトラブルが起きたときに、強制終了せず安全に処理を続けるための仕組みです。たとえば、電卓で割り算をするときに0で割ろうとすると計算できません。このような状況をPythonでは例外(エラー)と呼びます。

例外処理を入れていないと、プログラムは途中で止まってしまいます。初心者の方ほど、このエラーでつまずきやすいため、Pythonの例外処理の基本を早めに知っておくことが大切です。

2. try-exceptの基本的な書き方

2. try-exceptの基本的な書き方
2. try-exceptの基本的な書き方

Pythonの例外処理は、tryexceptを使って書きます。tryには「問題が起きそうな処理」、exceptには「問題が起きたときの対応」を書きます。


try:
    result = 10 / 0
    print(result)
except:
    print("エラーが発生しました")

この例では、0で割る計算が行われるためエラーになります。しかし、try-exceptを書いているので、プログラムは止まらずメッセージを表示します。


エラーが発生しました

3. 例外は「転んだときの保険」

3. 例外は「転んだときの保険」
3. 例外は「転んだときの保険」

例外処理は、日常生活でいうと転んだときの保険のようなものです。道を歩くとき、必ず転ぶわけではありませんが、もし転んでも大けがをしないように備えます。Pythonのtry-exceptも同じで、「もし失敗しても大丈夫なように」準備する仕組みです。

プログラミング未経験の方は、「エラーを出さないこと」よりも「エラーが出ても慌てないこと」を意識すると、Python学習が楽になります。

4. よくある例外のパターン

4. よくある例外のパターン
4. よくある例外のパターン

Pythonの例外処理でよく登場するのが、数字の変換ミスです。たとえば、文字を数字に変えようとするとエラーになります。


try:
    number = int("りんご")
    print(number)
except:
    print("数字に変換できませんでした")

数字に変換できませんでした

このように、ユーザーの入力ミスなど起こりやすいエラーをtry-exceptで守ることで、安心して使えるプログラムになります。

5. exceptでエラー内容を知る

5. exceptでエラー内容を知る
5. exceptでエラー内容を知る

exceptでは、エラーの内容を受け取ることもできます。これにより、何が起きたのかを画面に表示できます。


try:
    value = 5 / 0
except Exception as e:
    print("エラー内容:", e)

エラー内容: division by zero

Exceptionは「エラー全般」を表す言葉です。英語ですが、「例外の箱」のように覚えておくと理解しやすいです。

6. elseを使った安全な処理

6. elseを使った安全な処理
6. elseを使った安全な処理

try-exceptには、elseを追加できます。elseは「エラーが起きなかったときだけ実行される処理」です。


try:
    result = 10 / 2
except:
    print("計算に失敗しました")
else:
    print("計算結果は", result)

計算結果は 5.0

この書き方を使うと、「成功した場合」と「失敗した場合」をはっきり分けて書けるため、読みやすいPythonコードになります。

7. finallyで必ず実行する処理

7. finallyで必ず実行する処理
7. finallyで必ず実行する処理

finallyは、エラーの有無に関係なく必ず実行される処理です。後片付けのような役割があります。


try:
    print("処理を開始します")
    result = 10 / 0
except:
    print("エラーが起きました")
finally:
    print("処理を終了します")

処理を開始します
エラーが起きました
処理を終了します

finallyは、「最後に必ずやること」と覚えると、Pythonの例外処理が理解しやすくなります。

8. 例外処理を書くときの考え方

8. 例外処理を書くときの考え方
8. 例外処理を書くときの考え方

Pythonの例外処理は、すべての行に書く必要はありません。失敗する可能性がある場所にだけ書くのがポイントです。これにより、コードが読みやすくなり、修正もしやすくなります。

try-exceptを使うことで、「エラーが出ても安心して動くPythonプログラム」を作れるようになります。初心者の方は、まず基本の形をしっかり覚えることが大切です。

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